藍(タデアイ)は、東南アジア原産の一年草です。古くから藍染めの染料原料として用いられてきました。一方、徳島県などでは、藍を水で煎じたものや藍の絞り汁が健康維持のために用いられていました。

藍の原料リスト
※企業様向けの商品で、一般の方の販売を行っておりません。

藍エキスパウダー

藍の葉と茎を搾汁し、スプレードライにより粉末にした製品

藍水抽出液

藍の葉と茎を搾汁し、水抽出した製品

藍水抽出液粉末

藍水抽出液を還元麦芽糖で造粒した製品

蓼藍(タデアイ)

植物として、染料として

藍は、蓼藍(タデアイ)と呼ばれ、タデ科の一年草です。成分であるインディゴが青色を発色し、古くから糸や布の染色に用いられてきました。なお、世界には藍の色素を含む植物が百種類以上知られています。インドアイ(マメ科)やリュウキュウアイ(キツネノマゴ科)といった種類があり、それぞれ染料として活用されています。

《 藍の花言葉 》

古代から、衣服の染料として利用されてきたことにちなんで、「美しく装う」という花言葉がつけられました。
藍染め

藍染め

現在、「藍染め」といえば、藍の葉を発酵させて青色成分インディゴを発生させる「発酵法」による方法が主流ですが、他にも「生葉染め」や「沈澱法」といった方法もあります。「発酵法」の方法にも何種類かあり、最も希少性が高い藍染めは「天然灰汁発酵建て」(てんねんあくはっこうだて)という方法で行ったものです。これは、化学薬品などを全く使用しないため、藍という植物の持つ風合いが最大限に引き出され、天然志向にピッタリの製法です。

藍染め

藍染めと文化

藍の魅力は、青の濃淡が生み出す美しさです。ヨーロッパでは、ジャパンブルーとしてよく知られています。日本を代表する色が青だということも、こういった理由からではないかと思われます。1890年(明治23年)は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、「東洋の第一日目」という文章に、日本の青い風景を描写しました。

藍を食べる

藍を食べる

藍の葉は、ちぎったところから根を生やすほど、生命力が旺盛。徳島県では、昔から藍が食べられていたようです。簡単には参らない藍の旺盛な生命力に注目したのでしょう。

藍に含まれる成分

図1. 藍、ケール、大麦若葉のポリフェノール量比較

藍のポリフェノールについて

藍は、大麦若葉やケールに比べて多くのポリフェノールを含んでいます(図1当社調べ)。 ポリフェノールは、食品の苦味や渋味の成分です。一般的に、植物由来のポリフェノールは健康維持や美容のために利用されています。藍に含まれている主要なポリフェノールは、フラボノイドに分類されるもので、3,5,4’-トリヒドロキシ-6,7-メチレンジオキシフラボン(以下、TMF)を骨格とするフラボノイド配糖体です。当社研究グループでは、藍に主要に含まれている下記のTMF配糖体を単離し、世界で初めて化学構造を決定しました(図2)。

図2.藍の主要なポリフェノール成分である新規フラボノイド配糖体

図2.藍の主要なポリフェノール成分である新規フラボノイド配糖体

これらの物質は、過去に報告がなく、国際薬学雑誌であるJournal of Pharmaceutical and Biomedical Analysisで発表しました。さらに、これらのフラボノイド配糖体については物質特許(特許第5925870号)を取得しております。これらの他にビタミンP様物質であるケルセチン、ケンペロールなどのフラボノイドやトリプタンスリンが藍には含まれています。

図3. 藍エキスパウダーと抹茶の耐熱性比較

図3. 藍エキスパウダーと抹茶の耐熱性比較

藍エキスパウダーの耐熱性

藍エキスパウダーは、深緑色の粉末です。図3は藍エキスパウダーと抹茶の1%水溶液を121℃で20分加熱処理したものです。藍エキスパウダーは、加熱後もほとんど色が変わりませんが、抹茶の緑色は退色しています。

原料へのこだわり

原料の藍は減農薬で栽培しています。

藍エキスパウダーの原料藍は島根県の藍染め職人の出雲織青戸様の畑で農薬を使わずに栽培されたものを使用しています。青戸様一家と当社社員が早朝より刈り取り、素材の新鮮さを保つため、その日の内に加工しています。藍を刈り取り後、水洗いして藍を搾汁します。

蓼藍畑

原料に関するお問い合わせ

寿製菓へのご相談・お問い合わせは下記よりお願いいたします。
ウェブからのお問い合わせは、24時間受け付けております。

メール(24時間)
お問い合わせフォーム

営業時間内にご回答致します。

お電話

受付:平日 9時~18時まで/定休日:日・祝
担当:小川(新規事業部)

CONTACTお問い合わせ

商品についてのご注文・お問合せ
0120-81-5102
(受付時間 平日9時から18時まで/定休日:日・祝)
寿製菓の各事業所へのご連絡先各事業所連絡先一覧
CONTACT FORMフォームからのお問い合わせ

※パソコンからのお問い合わせは24時間受け付けておりますが、ご連絡は営業時間内とさせていただきます。
※お問い合わせの内容によりましてはお返事までにお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

お菓子の寿城 大山 鳥取砂丘
TOPへ